Vol.41

ちぇりぼーの思い出

出逢いの頃

キョロキョロ、あれあれ、今回は会議なの?
「ちぇりぼーの思い出」シリーズなんだけど、写真が少ないんだよー。
そうか、まだちぇりぼーハウスも存在してない頃の話だね。
ウン、ちぇりぼーと初めて出逢ったのは、96年の初夏だったねぇ。憶えてる?
イヤ、あんまり憶えてないよ。さぞかし可愛い仔ハムだったんだろうけど。
隣街のペットショップまで行ったんだよ。で、ちぇりぼーが一番元気だった。
ああ、大勢で住んでたのは、ちょっと憶えてる。
ちょこまかして、他のハムを踏んずけて走り回ってたよ。
ちぇりぼーと暮らし始めたきっかけは?
ふんふん、ねぇ、飼い主はなんでちぇりぼーを飼おうとしたの?
しんたろーくんがハムを飼おうって言い始めたんだ。
ちょうどブームのはしりのころでね。
セッチャンも乗り気だったんだ。
飼い主だけは反対したんだけどね。
あっ、無理してたんでしょー。
うん。動物好きだしね。
しかし、生き物飼うのってすごく大変だって思ってるし。
でも、実は飼いたかったから、一応しぶしぶと...。
ちぇっ、見透かされてるなぁ。
で、実際飼ってみてどうだった?
笑えた。あんまり想像と違って。

そのころのちぇりぼーって?

ハムスターなんて初めてだから飼育書や関連書籍を読みあさったわけ。でも、やっぱり個体差って大きいから、もー、ウソばっかしって感じ。
たとえばねえ、ゴールデンはのんびりやですとか、一週間くらいで慣れるでしょうとか。
違ったの?
大違い。憶えてない?
う〜ん、ちょっと人間嫌いだったかな。
ちょっとどころじゃなかったぞ。そーだねぇ、半年くらいは全然慣れなかった。
まず、人影見ると逃げる。絶対触らせようとしない。捕まえると噛みつく。そりゃあヒドイもんでした。
そーかぁー?
←いつもこんなもんだった
飼育書のなかに、肩のりハムスターにしよう!なんてのがあって、セッチャンなんかとても楽しみにしてたんだ。それが何ヶ月たってもピャッと隠れちゃうんだモン。
いつも隠れていた↓ 人間嫌いだった?!
飼育環境、悪かったんじゃないの?
元気だけはよかった↓ い〜え!すごく気をつかいました。(最初のうちだけど)
それは、スマン。

一ケ月くらいたってセッチャンなんて言ったと思う?

「この仔はハズレだ」って。

キャハハハ
イタズラも凄かったしネ。
ハムスターなんてそんなもんだよ。
い〜え!!そんなことありません!!!
その頃はよく憶えてる。うひひ。ちぇりぼーは結構、楽しかったよ。
そのあたりの話は、また次回だね。
ゴミ箱が
好きだった

おそまつ

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